ADLクライオスタット(BL39XU借用品)設置手順

2003.11.14 宇留賀(JASRI

1.    クライオスタットの型式

本体: APD DE-201-RE

コンプレッサ: HC-2

 

2.    コンプレッサのHeガス封入

(1)     3方バルブ(池田さん所有品)の1/4インチスウェージロック端にHeガスボンベからのブレードホース(池田さん所有品)を、初めは緩く(手締め程度)接続する。

(2)     3方バルブをリーク側に回す。

(3)     コンプレッサ本体のバルブを少し開けると、内部のHeガスが漏れる音がするので、直ぐにコンプレッサバルブを閉める。

(4)     3方バルブをHeボンベ側に回す。

(5)     Heボンベを少し開ける。(2次圧〜1 MPa

(6)     3方バルブの接続口からHeガスが漏れるので、直ぐにボンベを閉める。これでブレードホースはHe置換されたことになる。

(7)     Heガスボンベのブレードホースと3方バルブをレンチを使用して、漏れのないようにしっかりと接続する。

(8)     Heボンベを開き、2次圧を2 MPa程度に設定する。

(9)     コンプレッサバルブを開く。

(10) コンプレッサ圧力計がじわじわ上昇し、280 psiになったら、コンプレッサバルブを閉め、ボンベも閉める。

(11) 翌日、コンプレッサ圧力計により、260 psi以下に減少していないことを確認する。

 

3.    コンプレッサの冷却水接続

(1)    コンプレッサと施設冷却水を接続する。SupplyReturnを逆にしないよう気をつけること。

 

4.    コンプレッサと冷凍機本体の接続

(1)    ブレードホースを接続する。Supply:赤、Return:緑に注意すること。逆に接続すると、コンプレッサーの運転が、10 sec程で停止する。

(2)    パワーケーブルを接続する。コネクタがカチというまで回す(結構硬いが必ず締まる)。

 

5.    温度コントローラーと冷凍機本体の接続

(1)    温度計とヒーターパワー線を対にしたケーブルを、Signalコネクタに接続する。

(2)    冷凍機本体側のコネクタが一つ余る。

 

6.    冷凍機の運転

(1)    コンプレッサ用の施設冷却水バルブを開く。この段階では、まだ水は流れない。バルブは、とりあえずSupply側は20°程度(Full Open90°として)、Return側はFull Openに開く。

(2)    コンプレッサリアパネルのブレーカONにする。

(3)    コンプレッサフロントパネルのPower ONにする。

(4)    施設冷却水が流れ始める。直ちに施設冷却水の流量計で、3.0 l/min&0.27 MPaとなるよう流量調整する。(マニュアルでは、2.3 l/min&0.21-0.69 MPa)。流量調整の際は、Return側バルブをFull Openにし、Supply側バルブで流量調整する。

(5)    冷凍機本体のピストンが振動を開始する。

(6)    コンプレッサのガス圧計が320-360 psiに上昇することを確認する。

 

7.    温度コントローラーの操作

(1)    温度コントローラーのSW ONにする。

(2)    CONTROLキーを押す。

(3)    Display上に

SENSER1              SENSER2

TARGET

OUTPUT

が表示される。

(4)    ENTERキーを押す。

(5)    一行目のHeater Set Pointにカーソルが点滅する。

(6)    テンキーで目標温度を入力する。

(7)    ENTERキーを押す。(目標温度が固定される)

(8)    EXITキーを押す。(目標温度の設定が完了する)

(9)    TARGETに目標温度が表示される。

 

8.    冷凍機の停止

(1)    コンプレッサのフロントパネルのPower SW Offにする。

(2)    コンプレッサのリアパネルのブレーカOffにする。

(3)    施設循環水のバルブを両方とも閉める。

(4)    温度コントローラーをPower Offにする。